HbA1cを指摘された方へ
HbA1cを指摘された方へ
健康診断の結果表を受け取り、「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という項目の数値に驚き、このページに辿り着いた方も多いのではないでしょうか。
「自覚症状は全くないのに、どうして再検査が必要なの?」
「数値が少し高いだけなら、様子を見ても大丈夫?」
そんな不安や疑問を抱えるのは、あなたがご自身の健康を大切に考えている証拠です。春日井市の加藤クリニックでは、数値が示す「体からのサイン」を正しく読み解き、将来の大きな病気を防ぐためのサポートを行っています。
この記事では、HbA1cとは何か、なぜ数値が高いと注意が必要なのか、そして今日からできる対策について分かりやすく解説します。
血液検査には「血糖値」と「HbA1c」という2つの似た項目があります。この違いを正しく理解することが、糖尿病予防の第一歩です。
血糖値が「点」であるのに対し、HbA1cは「線」であなたの健康状態を映し出します。そのため、健診の直前だけ食事を抜いてもHbA1cを誤魔化すことはできません。この数値が高いということは、日常的に血糖値が高い状態が続いていたということを意味します。
HbA1cの基準値を知ることで、自分がどの段階にいるのかを確認しましょう。一般的に、以下の基準が目安となります。
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HbA1c値(NGSP) |
判定 |
必要な対応 |
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5.5%以下 |
正常範囲 |
現在の生活習慣を維持しましょう。 |
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5.6%〜5.9% |
正常高値(予備群の入り口) |
食生活の見直しが必要です。 |
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6.0%〜6.4% |
糖尿病予備群(境界型) |
【要注意】 医療機関への相談を推奨します。 |
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6.5%以上 |
糖尿病の疑いが強い |
【受診必須】 早急に精密検査を受けてください。 |
糖尿病の恐ろしいところは、初期段階では自覚症状がほとんどないことです。HbA1cが6.5%を超えていても、痛みも痒みもありません。しかし、症状がない間にも、高い血糖は確実にあなたの血管を傷つけ続けています。
糖尿病の本質的な怖さは、高血糖そのものではなく、その先に待ち受ける「合併症」にあります。血管がボロボロになることで、全身の臓器に重大な障害が起こります。
覚えやすいように、頭文字をとって「しめじ」と呼ばれます。
細い血管だけでなく、太い血管もダメージを受けます。糖尿病がある方は、ない方に比べて脳梗塞や心筋梗塞のリスクが2〜3倍高まると言われています。
「一度受診したら、もう一生薬漬けになるのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。しかし、それは誤解です。
早期に発見し、適切な対策を打てば、薬を使わずに食事や運動の工夫だけでHbA1cを正常化させることは十分に可能です。
医療機関を受診するのと並行して、まずは日常生活で以下の3つを意識してみてください。
食事の際、まずは野菜(食物繊維)から食べ始めましょう。次にタンパク質(肉・魚)、最後に炭水化物(ご飯・パン)の順で食べるだけで、食後の血糖値の急上昇を抑えることができます。
ハードな筋トレは必要ありません。食後15〜30分後に、10分程度のウォーキングやスクワットを行うのが効果的です。春日井市の街並みを少し長めに歩くだけでも、筋肉が糖を消費してくれます。
ジュースやエナジードリンクに含まれる液状の砂糖は、吸収が非常に早く、血糖値を急激に跳ね上げます。飲み物は、水やお茶、ブラックコーヒーに切り替えましょう。
当院は、単に「数値を下げること」だけを目的にはしていません。患者さま一人ひとりのライフスタイルを尊重し、「無理なく続けられる健康管理」を共に考えます。
春日井市の地域の皆さまが、10年後、20年後も笑顔で過ごせるように。健診結果で少しでも気になる点があれば、どうぞお気軽に加藤クリニックへご相談ください。
いいえ、HbA1cは過去1〜2ヶ月の平均ですので、前日の食事だけで数値が跳ね上がることはありません。日常的な傾向として数値が出ていると考え、受診をお勧めします。
もちろんです。むしろ「症状が出る前に来る」のが正解です。数値が5.8%を超えている場合は、一度ご自身の糖代謝の状態を確認しておくことをお勧めします。
はい、受診いただけますが、お待たせしないためにもWEB予約やお電話での事前予約をお勧めしております。